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ハンガリーの食べ物

メインはお昼でお肉

メインはお昼でお肉

  •  ハンガリーの食事はお昼がメイン。
  •  肉料理の中で豚肉を使うものが多い。
  •  香り良いハーブをふんだんに使う。
  •  サワークリームをよく使う。

ハンガリー料理は数種類のパプリカをふんだんに使う料理が多く、食卓では赤い色が目立ちます。内陸国のため魚介類より、メインはお肉を使うものが多く、中でも豚肉はとてもポピュラーな食材です。お魚は淡水魚を揚げたり、スープにしたりして食べます。パプリカ以外にも何種類ものハーブ、そしてサワークリームがよく使われます。
基本的にはお昼の食事がメインなので、夜はパンとサラミ・チーズというように朝食のような食事が多いです。
お菓子類にはケシの実をふんだんに使います。

Meal -食事-

  • グヤーシュ

    グヤーシュスープ(牛飼いのスープ)はハンガリー料理の中で最もシンボル的な料理。牛肉やタマネギ、じゃがいも、パプリカ、スパイスなどの具材を煮込んだ、コクと旨味があって毎日食べても飽きない親しみ深い味。ハンガリー人にとってグヤーシュを食べるのは、日本人が味噌汁を食べるような感覚です。

  • トルトットパプリカ

    トルトットパプリカは、日本でいうピーマンの肉詰めによく似たお料理で、パプリカの中に豚のひき肉とご飯、玉ねぎやトマトソースで作った具を詰めて煮込んだ、伝統的な家庭料理です。パプリカをメインに使ったハンガリーの代表料理です。

  • ランゴシュ

    ランゴシュはハンガリーのファストフード的な存在で夏のお祭りや行楽地、海水浴場には欠かせません。
    ハンガリー版ピザ、またはハンガリー風揚げパンとも呼ばれており、熱々でもっちもちの生地にお好みのソースやサワークリーム、チーズ、ガーリックなどをトッピングをして食べる料理です!

  • フォアグラ料理

    世界三大珍味の一つとして有名な高級食材、フォアグラ。ハンガリーはフォアグラの生産量世界第1位の国であり、日本では考えられないような価格でおいしいフォアグラがいただけますので、ハンガリーに行ったなら是非とも挑戦してみてほしい。ブダペストの中央市場ではそんなフォアグラが沢山売られています。

  • マンガリッツアソテー

    マンガリッツアというのは、ハンガリー産の希少な豚の事で政府が認定した“食べられる国宝”です。牛肉のような濃い赤身は肉本来の深い風味を生み出し、良質な脂肪に包まれた肉は非常に柔らかく、霜降り状になっており、口どけの良い味わいが楽しめます。脂は飽和脂肪酸が少なく、不飽和脂肪酸、ビタミンやミネラルを豊富に含むことからヘルシーで消化にも優れています。
    マンガリッツァ豚は広々とした森や林、草地といった自然環境で、トウモロコシ、ドングリ、カボチャ、テンサイ、小麦など新鮮な自然食を食べて育ちます。その姿は“羊毛の豚”『ウーリーピッグ(毛で覆われた豚)』と呼ばれ、見た目は羊のように毛むくじゃらで可愛らしく、厳しい冬の寒さの中でも過ごすことができます。

  • パプリカシュチルケ

    パプリカシュチルケはパプリカチキンとも呼ばれ、鶏肉とパプリカの伝統的な煮込み料理。玉ねぎやニンニクなどと一緒に、じっくりと煮込んだチキンはほろほろの柔らかさです。付け合せには「ダンプリング」と呼ばれるすいとんのようなパスタのようなものが最も多く、これは小麦粉と水で練ったものを小マカロニほどの大きさにして茹でたもの。おもてなしやちょっと豪華な夕食にもぴったりな料理です。

Dessert -デザート-

  • レーテシュ

    レーテシュとは小麦粉、卵、水等で生地を作り、薄く伸ばしたパイのような生地を、具を巻いてオ ーブンで焼いたものです。具の中身としてはカッテージチーズ、種を取ったサワーチェリー、味付けされたりんごがポピュラーです。オーストリア・ハンガリー帝国時代からの伝統的なお菓子です。

  • パラチンタ(クレープ)

    ハンガリーのデザート菓子として有名なパラチンタ。これはハンガリーのクレープで、ハンガリーでは一般的な家庭料理として人気のデザートです。卵と牛乳を混ぜながら小麦粉を少しずつ加えたものをフライパンで薄く焼く。焼きあがったら中に好みのソースを入れる。中身は黄桃、オレンジ、サワーチェリーなどのジャム類が一般的だが、カッテージチーズを入れたもの、レモン風味やココア風味のものもある。ハンガリーでさまざまなパラチンタを食べ比べてみるのもオススメです。

  • シルバーシュゴンボーツ

    ハンガリー人はプルーンが大好きで、プルーンはジャムに、お菓子に、お料理にと、大活躍の果物です。
    そのプルーンを使ったシィルヴァーシュゴンボーツは懐かしいハンガリーの家庭料理。直訳でプラムの団子と呼ばれ、デザートとして、またスープと共に軽い食事に、地元では大人子供選ばず、喜ばれる一品です。
    じゃがいもや小麦粉、卵などで作った生地にプラムを包み、焼き上げるシィルヴァーシュゴンボーツはハンガリーのおばあちゃんの優しい味。

  • クルトシュカラーチ

    クルトシュカラーチは、ハンガリーの屋台に行けば必ず見つけられます。棒状の芯になる棒に生地を巻きつけて、炭火で香ばしく焼き上げていきます。外はカリッと、中はフワッ。焼きたてのクロワッサンのような食感です。甘さは控えめで、外側に砂糖やシナモンがまぶしてあり、最近はハチミツ味や、チョコレート味なども登場し、上にソフトクリームをのせるスタイルも流行っています。

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